2020/05/02
昨日、高齢者介護事業のことで担当者と打ち合わせ。
いわゆるオンラインでの打ち合わせですが、コロナだからオンラインでやっているわけではなく、当社は15年前からオンライン推奨です。
時代が当社に追いついた、と言いたいところですが、世間様のやり方を見てたら全然追いついていないかもと思います。
さて、その打ち合わせでとても良いお話になりましたので、シェアします。
たとえば、下記のような内容をアップして、高齢の親御さんの膝の痛み周りをお子さんに解消してもらいたいなあと思っています。
客観的に見て、これらの記事はレベルが高くかなり有用です。
だって、ネット検索するとよく出るうすっぺらーいコピペ記事じゃなくて、当社のオリジナルですから。
で、お子さんには大いに参考にしていただきたいと思うのですが、一つだけ、気を付けていただきたいのは、この手の内容って、広い捉え方をすればどなたにでも当てはまりますし汎用性が高い情報ではあるのですが、しかし、人には当然個体差というものがあって、当たり前の話ですが、皆さんが皆さんピタリとこの情報に当てはまるわけではないわけです。
たとえば、
大腿四頭筋を鍛えることで膝の痛みは緩和されますが、今、あなたの母親が大腿四頭筋を鍛えるに足る身体であるのか
ですとか、
体重を減らすのは膝にものすごく良いことですが、あなたのお父様は体重を減らすためにお酒の量を大きく制限する必要があって、膝の痛みのストレスよりお酒を制限することのほうが多大なストレスがかかって良くないのではないか
という、個体差っていうとなんだか生物の時間みたいですが、要は、その人ごとの事情をくみ取らないといけないですよね、ということです。
であれば、記事書かれていることをそのまま遂行するのではなくて、一度、自分(息子・娘)のフィルターに通していただいて、「うちのお母さんなら、この記事の内容を応用して、こういうふうにしたらいい」という方法を見つけていただくのが健康的なやり方です。
このお話って、別に介護周りにはとどまらなくて、たとえば、リンゴがダイエットに良いとテレビで放映されていたらスーパーのリンゴが売切れる現象も、近いお話なのかなあと思います。
ちなみに、リンゴがダイエット(ここでは体重減少の意味)に良いわけではなくて、そりゃリンゴばかり食べてたら栄養が不足して、志望も筋肉も落ちて痩せるでしょうよ、それが身体によい体重の落とし方なのかねというお話です。
いずれにしても、一度ご自身のフィルターに通していただいて、通す過程で分からないことも出てくると思いますので、そのときはどしどし当社に質問してください。
その種のご質問はウェルカムです!